転職理由も退職理由も嘘はNG

大前提として、転職理由を説明する場合でも、退職理由を説明する場合でも、嘘をつく事はやめましょう。面接官には嘘は簡単に見破られますし、うまく嘘を突き通せたとしても、後々バレて信用が落ちるリスクもあります。ネガティブな発言をしてはいけないからといってむやみやたらと嘘をつくことは避けましょう。

面接で面接官は何を確認している？

まずは、面接で面接官は何を確認しているのでしょうか？面接官は、面接時に以下のポイントを確認しています。

• 仕事を長く続けられる人かどうか
• 仕事へポジティブな印象を持っているかどうか
• コミュニケーション能力があるかどうか
• 他人や他のもののせいにしない人であるかどうか

面接時にこれらをチェックしているので、仕事に対して前向きでポジティブな印象を抱いているかどうかが非常に重要です。退職理由にしても転職理由にしても、前向きな締め方で説明することがおすすめです。

意外とチェックされている！話し方

意外とチェックされているのが話し方です。話し方がぶっきらぼうだったり、ネガティブだったりすると、いくら前向きな発言をしていても前向き印象を持ってもらうことは難しいです。面接時には、できるだけ笑顔を見せるように心がけましょう。また、ボソボソと喋ると、せっかく用意してきた回答もうまく伝わらないことがあります。はっきりと喋るようにして、一緒に働きたい人だと思ってもらえるように気を配ることが重要です。

退職理由の説明方法

肝心の退職理由ですが、ネガティブな内容がどうしても含まれてしまうことは面接官も重々承知しています。しかし、そのままネガティブな内容を話してしまっては、先程説明した通り、ポジティブな印象を持ってもらうことは難しいです。例えば、人間関係が原因で退職した場合、単に人間関係が原因で退職したというような説明をするのではなく「希望の部署に就けなかった」といったように具体的に説明する方が良い印象が持たれるでしょう。そして、最後には、転職したらどういったことを実現したいのかといった前向きな話しをすることが大切です。

やりたいことを説明すれば、ポジティブな印象に

面接官は、あなたが再び同じ理由で会社を辞めてしまうのではないかということをとても気にしています。このようなマイナスイメージをできるだけ持たれないようにするためには、具体的にやりたいことをしっかりと説明する必要があります。ネガティブな理由よりも、具体的にやりたいことを説明すると、面接官はあなたが活躍している状況をイメージしやすく、合格につながりやすいです。

面接で落とされるのは、会社と人のミスマッチを防ぐため

逆に、面接予定の企業で実現したいことややりたいことが無い場合は既にあなたと企業はミスマッチであると言えます。面接で落とされてしまうのは、あなたと会社のミスマッチを防ぐためです。うっかり合格してしまい、あなたに合わない仕事を無理矢理やらせても、大きな成果には繋がりにくく、あなたにとっても就業時間は苦痛な時間となってしまいます。

面接ではやりたいことを明確に説明する

いくらコミュニケーション能力やスキルに問題の無い人であっても、仕事の業務自体が嫌いな人よりも、業務を好んで進んで仕事に取り掛かることができる人の方が成果が出やすいです。そのため、転職したら実現したいことややりたいことを説明することはとても重要です。面接ではやりたいことを明確に説明できるようにしておきましょう。