非公開求人のポイント

1.転職候補先に非公開求人を加えて転職成功率アップ。
2.好条件の人気求人は非公開求人にアリ。
3.複数の転職サイトに登録して選択肢を増やすことが成功のコツ。

そんな転職活動を有利に進める際に重要となる、非公開求人を多数保有している転職サイトをピックアップしました。

非公開求人とは、一般には公開されず、転職サイトに登録した求職者だけが閲覧や応募できる求人のことを言います。
ここでは、転職を成功させるためのポイントの一つである非公開求人について解説します。

誰でも見れる一般求人だけでは理想の求人は見つからない！？

実は、転職サイトが抱えている求人の大半が非公開求人です。
単純な確率論でお話すると、母数の少ない一般公開されている求人だけよりも、母数の多い非公開求人も転職先の候補に加えた方が、より希望する条件にマッチした会社が見つかる可能性がアップします。

具体的な数字で見てみると、例えば転職エージェントのリクルートエージェントの公式サイト上で公開されている求人数は、2016年12月16日現在で公開求人数30,078件に対して、非公開求人数131,789件となっています。

応募殺到の人気求人はほぼ公開されない！

人気の求人が公開されない理由の一つに、求人情報を一般公開すると応募が殺到してしまうことがあげられます。
その場合、人気企業の人事担当部門の負担が大きくなってしまうため、事前にマッチした人材を絞り込んで募集をかけるために転職サイトに依頼しているケースがあります。

人気のある求人の特徴としては、年収が高い、完全週休二日制・定時で帰られる、求職者の関心の高い職種である…などが考えられます。
他にも、他社に知られたくない新規プロジェクトの人材が欲しい場合や、重要なポストの人材を確保するために、転職エージェントを通して非公開で求人を出しています。

まれに、目玉求人として好条件の求人が公開されることもありますが、人気求人が公開されることは少ないと考えてよいでしょう。

転職成功者は複数サイトで非公開求人を探している！

転職を成功させている方の傾向としては、転職先としての選択肢を多く持っていることが言えます。
これも確率論になりますが、選択肢を多く持てば、より自分にマッチする企業が見つかりやすくなります。

では、選択肢を増やす方法としての具体例として何があるのかと言うと、転職サイトの登録数を増やし、応募できる非公開求人の数を増やすことです。
先ほどは、リクルートエージェントで公開されている非公開求人数についてお話させていただきましたが、例えば、DODAの公式サイトで公開されている非公開求人数121,805件(2016年12月16日現在)を加えれば、さらに応募先を増やす事ができます。

ここで解説した非公開求人は、web上で検索・閲覧できません。
そのため、公開されていない多数の企業に応募するためには、転職サイトに登録する必要があります。