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【見送り危険度】
★・・・見逃せる範囲(マイナス5点)
★★・・・準備不足が否めない(マイナス10点)
★★★・・・他で挽回点がなければ難しい(マイナス30点)
★★★★・・・ほぼ確実に見送り(マイナス70点)
★★★★★・・・一発見送り(マイナス99点)
あなたはこのミスを笑っていられるか?要注意事例10選
それでは具体例を見ていきましょう。
これはどれも人事が目撃した本当にあった履歴書です。
ケース1:証明写真からノリがはみ出てベタベタしている
見送り危険度:★
これは非常によく見る例です。ノリが乾いたと思っても、証明写真からはみ出たノリは触るとベタベタしたり、他の紙とくっついてしまったりします。
きれいに貼るためには、他の紙の上でノリをつけて、上から抑えるようにして貼るのがコツです。
ちょっとくらい大丈夫だろうと思って気にしなかったことで減点されるのは非常にもったいないことです。
ケース2:履歴書の日付が3か月も前
見送り危険度:★★
履歴書に記入する日付は、持参の場合は当日の日付を記入し、郵送の場合は郵送した日の日付を記入します。
3か月も前の日付が書いてあれば、人事に履歴書をずっと使い回していることを報告しているのと同じです。
細かい点ですが日付を変えるのはマナーなので、提出ごとに更新しましょう。人事目線では、日付のズレで許せる範囲は1週間以内です。
それ以上ずれていると、手を抜いていると思われてしまいます。
ケース3:下書きがそのまま残っていて字が二重に見える
見送り危険度:★★
几帳面な人に多いのですが、一度履歴書をシャープペン等で下書きをしてからボールペンで清書する方がいます。
そこまではいいのですが、なんと下書きを消すのをうっかり忘れてそのまま提出してしまうケースも珍しくないのです。
うっすら残っているくらいでも減点対象にされてしまいます。それくらいならPCで作成してしまったほうがよっぽどいいでしょう。
ケース4:西暦と和暦を混じっている
見送り危険度:★★
西暦でも和暦でもどちらで書いても構いませんが、一枚の書類の中で西暦と和暦を併用するのはNGです。
西暦「20××年」または和暦「平成○○年」のどちらかで統一しましょう。読み手の立場になって考えてみれば、統一してあるほうが分かりやすいのは明白です。
ケース5:職務経歴にアルバイト経験も書いている
見送り危険度:★★
転職活動にアルバイトの経験は記載しません。アルバイト経験を書くのはアルバイトとして応募するときだけです。
前職との間にブランクがあり、その間にアルバイトをしていた場合も記載しません。
記載するのは会社の社員として勤務した場合のみ(正社員、契約社員、派遣社員)と覚えておきましょう。
ケース6:履歴書が濡れてヨレヨレになっている
見送り危険度:★★★
雨の日の面接でまれに提出される濡れた履歴書。バッグまで雨がしみてしまったと思われますが、だからと言って許されるものでもありません。
雨が強い日はファイルに入れるなどして履歴書が濡れないように気を付けましょう。
「そんなこと当たり前だ」と思うかもしれませんが、その当たり前をクリアしている人は以外と少ないものです。
ケース7:一度くしゃっとなった履歴書を伸ばしたような痕跡がある
見送り危険度:★★★
これを提出できるのは相当勇気がある人に違いありませんが、1年に4、5回は見かけます。
消しゴムを使ったのか、持ってくるときにそうなってしまったのか理由は様々だと思いますが、理由は関係ありません。履歴書は企業に提出する大切な書類なので、しわくちゃなものを提出するのはNGです。
社会人として信頼されなければ内定はおろか選考にさえ進めないので、面倒に感じても書き直しましょう。
ケース8:そもそも証明写真が貼ってない
見送り危険度:★★★
基本的に証明写真の添付は任意ではなく必須です。証明写真がないと、人事は記入漏れだと判断してしまいます。
急いでいても、証明写真が手元になくても、用意してから履歴書を提出してください。
ケース9:字がものすごく小さい(一文字約3ミリ)
見送り危険度:★★★★
普段はどんな文字のサイズでも構わないのですが、履歴書は選考書類なので、自分以外の人も読みやすく書くのは基本的なマナーです。
このような基本的な気遣いが感じられない場合、他のことでも気遣いが足りないことがあるような印象を与えてしまいます。
字は上手でなくても丁寧に書けば気持ちは伝わります。読みやすい字を心がけてみてください。
ケース10:志望動機欄に明らかに他社用に作った内容が書かれている
見送り危険度:★★★★★
これは危険度が最高レベルのケースです。これはサイト上に登録してある履歴書を使い、複数の企業に一括で応募できる形式のときに続出するミスです。
他社の志望動機を書いている人を選考対象にするほど人事は優しくありません。準備不足と判断され、即見送り対象になってしまいます。
履歴書のミスは、避けられる。
履歴書におけるミスは、「ついうっかり」のものがほとんどです。
基本的な情報を記載する書類なので、書き方を間違わなければ評価が下がることはありません。簡単なことでミスをする人が多い分、裏を返せば少し気を付けるだけで大多数の中から抜きんでることができます。
これから履歴書を準備するあなたは、ぜひ上記の失敗例を反面教師にしてミスのない履歴書を目指して下さい。
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