総合満足度

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自己分析は何のため?必要性はあるの?

・自分の過去や未来を見つめ直す

自己分析ってどうやればいいのか分からないし、何のためにするの?と思う人もいるでしょう。 自己分析をする理由は、自分の過去、現在、未来を見つめ直すのに役立ちます。過去にあった出来事を思い出すことで、自分の性格や考えていることを見つめ直し、将来はどういった方向へ進めばいいのか、将来的なビジョンが明確になります。 「そういえば自分は○○が夢だった」ということが思い出され、「自分が志望する企業はこういったもの」といった目標がはっきりと見えてきます。 自己分析をすると履歴書や面接でも、オリジナリティのある答え方ができるようになりますよ。

・自己分析は自己嫌悪になってしまうだけ?

「自己分析をせずに内定を決めた」という人もいますが、自己分析をやる人とやらない人ではどのような違いがあるのでしょう。
「自己分析はやらない方がいい」といった意見もあります。その理由は自分の短所や欠点ばかりが目についてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうからだとか。 確かに自己分析の深みにはまってしまうと、どんどん自分の悪い所が気になってしまい、落ち込んでしまうかもしれませんね。 しかしそういった人は、始めに自己分析のゴールを決めなかったことが原因と言えます。転職を考えている人にとって、自己分析のゴールは「自分の強み、自分のスキルを発見すること」が目的でしょう。
面接官にとって、知りたいことは「あなたがどのように会社に貢献するか」ということです。その点を上手く考えておかないと、いつまでも自己分析が終わらず、自己嫌悪に陥ってしまうのかもしれません。

・自己分析をしないとどうなるの?

自己分析は面倒で時間のかかる作業です。せずに済むのであれば、進んでやりたいことではないですよね。確かに、絶対に自己分析をしないと転職が上手くいかない、という訳ではありません。
しかし、面接では常に「あなたはどんな人で、どういった形で企業に貢献できるのか?」を色々な角度から聞かれることになります。そのとき、きちんと根拠を持って説明することができるでしょうか。 ただ漠然と「できるに違いないと思ったので…」といった志望動機では、企業は採用したいと思わないでしょう。 自己分析をすることで、自分でも気づかなかった長所に気がついたり、興味のある源泉に気づいたりする可能性もあります。自己分析をすることで大きく道が変わる可能性もあるということです。

・自己分析は一生続ける

私たちは毎日、無意識にでもさまざまな選択をして今を生きています。これから先も数え切れない程の人生の岐路に立つでしょう。そのたびに自己分析を行い、自分のやりたいことや道がずれていないか、確認することになります。
「自己分析は一生を通じて行うものだ」と考えておきましょう。一度にすべてを分析しようとすることはどだい無理な話ですし、やる程に深みにはまってしまう危険性もあります。 転職の際に自己分析を行うときは、始めに自己分析のゴールを設けてから行うようにしておきましょう。

・ゴールや目標を具体的にする

面接に通って内定をもらうことがゴールではありません。そこから初めてスタートへ立つことにできるのです。夢や目標を実現するためには、志望企業で何にチャレンジすれば良いのか、自己分析によって明確にすることもできます。

1. 自分はどんな人間か(何ができて、何ができないのか)
2. 自分はどういったことに目標を持っているのか
3. 自分は会社でどういったことにチャレンジしたいのか

自己分析ではこの3点を答えられるようになりましょう。

自己分析の簡単3ステップで棚卸しをしましょう!

・ステップ1.過去にあった出来事を思い出してみよう

では具体的に自己分析を進めてみましょう。 自己分析は簡単に言うと、自分史の作成です。

・自分が好きなこと
・苦手と感じていること
・自分の長所・短所
・真剣に取り組んできたこと
・頑張ってきたこと

これらを高校時代から現在までさかのぼって書き出してみましょう。「こんなことは大したことない」と自分で判断せず、思い出したことはどんどん書くようにして下さい。

・ステップ2. エピソードをさらに詳しく

自分の過去について、書き出すことはできましたか?次は過去のエピソードをさらに深く掘り下げてみましょう。

自分が頑張ってきたことを例にして考えてみる
1. なぜこれが好きなのか
2. 具体的に経験したエピソード
3. 壁にぶつかったとき、こうやって対処した
4. 壁にぶつかったことで得られたこと
5. 頑張ってきたことに対して学んだこと

このように、エピソードについてより詳しく書き出してみて下さい。長所・短所や苦手なことについても、詳しく書き出してみると「そういえば、こんなことがあったな」と、忘れていた過去のエピソードを思い出すきっかけになります。

・ステップ3. 自分の強みや弱みをリストアップしてみる

自己分析をする上で大切なのは、自分の強みや弱みを把握することです。客観的に判断することは難しいと思いますが、この段階ではあまり気にしなくてもOKです。

  • 自分の強み
  • 自分の弱み
  • 自分の性格
  • 自分の価値観
  • 内省的か社交的か

など、挙げられるだけ挙げてみましょう。頭の中で考えるよりも、書き出すことでスッキリと整理されるので、必ず書き出しましょう。

・ステップ4. 自己分析をしてみよう!

書き出した内容を読み返してみると、共通点が見えてきませんか?面倒なことでも最後までやり遂げる粘り強さがある、集中力がある、コミュニケーション能力が優れている…。
それがあなたの「強み」です。「○○の過去があったから、自分は××だ」と、理由づけて説明ができるようになったのではないでしょうか。 自己分析は一度で終わらずに数日に分けて分析してみると、他の発見が見つかるかもしれません。ぜひ取り組んでみて下さい。

本当にやりたいことは?自己分析で自分の目標を見つけよう

・後悔しない自己分析のやり方

新入社員が就活の中で後悔していることで、常に上位に上がっている回答が「自己分析をもっと真剣にすれば良かった」といったことなのだそうです。 具体的にどういった点に後悔をしているのでしょう。

  • 自分史を作っただけで満足して終わってしまった
  • 思い込みで結論づけしてしまって、本当の自分に気づけなかった
  • 過去を振り返って終わりとしてしまい、何を学んだのかを考えなかった

上記のようなことが、後悔していることとして多い意見だそうです。どれも自己分析をしているとはまってしまう危険性がありますよね。自己分析をするときは、過去の経験を振り返り「どういったことを学び、どのように問題解決に取り組んだのか」をきちんと考えるようにしましょう。

・自己分析で本当にやりたいことを見つけましょう

人間は20歳までの経験によって、本質的な部分が形成されるのだそうです。本当にやりたいことを見つける簡単な方法として、20歳までのあなたがやりたかった夢や、興味のあることを書き出してみましょう。
「こんな突拍子もないこと、できる訳がない」と最初から諦めてしまう必要はありません。大切なことは「どうして、それがやりたいと思っているのか」と自己分析をして興味の出所を突き止めることです。
最初は「人を助ける仕事がしたい」といった曖昧な夢でも、突き詰めて考えると「こんな業種の仕事がしたい」といった具体的な目標に変わります。 些細なことでも紙に書き出して、突き詰めて考えることが自己分析には大切なことです。ぜひ実行してみて下さい。

やりすぎ注意!自己分析のゴールを決めましょう

・自己分析のゴールはどこ?

自己分析にゴールはありませんが、転職という限られた時間で行うものには最初に「これが分かったらとりあえず自己分析は終了」と決めておきましょう。

  • 1. 自分の強み
  • 2. 自分の弱み
  • 3. 自分が興味のあること
  • 4. 自分のアピールポイント

この4点が分析できれば、履歴書や面接試験で質問されても困らないのではないでしょうか。

・一度の自己分析でゴールを目指さない

自己分析は時間がかかりますので、つい空いている時間にパッと終わらせてしまいたい、と考えてしまいますよね。 ですが、一度ですべての自己分析はできないと考えておきましょう。何度かに分けて行った方が違った目線で見ることもできますし、焦って自己分析をしても良い結果は出ません。 自己分析は数回に分けて行うようにしましょう。

あなたの強みとは?

・自分の武器はなに?

履歴書の志望動機欄や職務経歴書、さらに面接でも、面接官が知りたいことはひとつです。 「あなたの武器は何ですか?」
転職をする人の多くは、それまで経験したスキルや経験を活かして、別の企業へ行きます。企業は「育てる手間を省いて、即戦力のある人材」を転職者に求めています。
前職で得た知識や資格だけではなく、自分の長所や短所、今度の目標や夢などを書き出してみて下さい。 「○○の企業がいいと思っていたけれど、××の企業の方がこの資格を活かせるな」という気づきや発見が得られます。
自分の棚卸しをすると、客観的に自分のことを知ることができますし、自分のことをじっくりと考えることで、あなただけの個性が光る履歴書や職務経歴書を作成することができます。

自分の本当の強みを知るためには

自分の本当の強みを知るためには、実際に転職エージェントに判断してもらったり、転職サイトに登録して企業からオファーが来るかどうかで判断してみましょう。
職場などで強みだと思われていることがあったとしても、実際の転職市場で有利なスキルとなるかはわかりません。また、自分が素晴らしいと思っていたスキルも、転職市場で役に立たなければ自分の勘違いだったということがわかります。すぐに転職する予定は無くても、転職サイトを利用することで、自分の強みを知ることができます。

自己分析が上手く進まない原因と対処法は?

・短所ばかりが目に入ってしまう

自己分析がなかなか上手く進まない、と悩んでいる人もいます。自己分析につまずいてしまう人の多くは、自分の短所にばかり目が行ってしまい、自己嫌悪に陥っているパターンです。
自己分析は自分の長所や強みを発見するために行うものです。もちろん短所を見つけて反省することも大切ですが、できるだけ自分の良いところを見つけてみるようにしましょう。 どうしても悪いところばかり見てしまい落ち込む、という人は、「暗い→落ち着いている」「気が弱い→優しい」といったように、ポジティブな発想に変換してしまいましょう。ものは言いよう、とも言いますので、最初は無理矢理でもだんだん自然とそう思えてきますよ。

・思い込みが邪魔をして根拠が薄い

正しく自己分析を進めていても「いや、自分は○○のはずだ」と思い込んでいる人は、自己分析の意味がありません。責任感がある、という認識がある人は、そう思う根拠やエピソードが具体的にあるのか、よく検討してみましょう。 自己分析は今まで自分が気づかなかった、性格や特徴が浮き彫りになります。冷静な気持ちで分析をするようにしましょう。

・分析に時間がかかりすぎている

いつまでもダラダラと時間をかけすぎていると、自分のやりたいことがぶれてきたり、志望企業の募集が終了してしまうこともあります。 上記でも紹介しましたが、自己分析は始めに時間の期限を設定してから始めるようにすると、短時間で集中して自己分析が行えます。

自己分析をしてもアピールポイントがない…どうすればいい?

・自分でハードルを上げていませんか?

「こんなこと、何のアピールにもならない」といって、せっかくの経験を自分でボツにしている人がいます。些細なことでも構いませんので、まずはどんどん紙に書き出してみましょう。選別は後からしても大丈夫です。
自分には何のアピールポイントもない、と思っている人は、自分でハードルを上げてしまっている可能性があります。書いたものを誰に見せる必要もありませんので、自己分析をするときは先入観を抜きにして書き出してみましょう。

・「特別な体験」=アピールポイントではありません

アピールポイント、というと何となく「特別な体験」をしていないといけない、と思い込んでいる人も少なくありません。確かに珍しい経験はインパクトがありますし、その人独自の体験として記憶にも残りやすいものでしょう。
しかし、何も特別なことをしなくても「その人が真剣に打ち込んだこと」であれば、どんなことでも唯一無二の体験になります。 それは人によっては、運動であったり資格の勉強であるかもしれません。毎日の何気ない生活の中から、あなただけのアピールポイントを探し出してみましょう。

・転職に必要なアピールポイントは?

1. 自分の魅力
2. 企業が得られるメリット

自己分析から志望動機や自己PRを考える際は、上記の2点をポイントとして押さえ、考えてみましょう。 転職の際は前職と同じ業種の企業を目指す場合がほとんどですよね。前職で経験したこと、感じたこと、褒められたことなどを思い出して、「自分を雇うと、こんなメリットがありますよ」といったアピールをしてみます。 具体的な実績や成果があれば充分ですが、ない場合でも例えば

  • 細かい数字を扱う作業はいつも任される…仕事の遂行能力がある
  • 忙しい中でも報告・連絡・相談を欠かさない…コミュニケーション能力がある
  • 部下からの信頼が厚い…マネジメント能力に自信がある

例を参考に、自分の経験を前向きに考えてみて下さい。

まとめ

自己分析の手順ややり方について紹介しました。自己分析は手順をきちんと考えて実行しておかないと間違った方向へ進んでしまったり、やりたい事へのブレが出てしまう可能性があります。 常に全体を見渡す客観的な視点を忘れないよう、自己分析に取り組んでみて下さいね。

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