転職エージェント活用の鍵はキャリアコンサルタント！

転職エージェントを活用する時、重要なポイントとなるのがキャリアコンサルタントです。
キャリアコンサルタントは担当となった人の印象やイメージ、仕事の経験や実績を頼りに条件とマッチする求人情報を探してくれますが、中には希望職種から求人が出ていても紹介されない場合もあります。
こういったものは電話や直接面談した時の印象から判断されて「この会社は違う人に紹介した方が良いだろう」とコンサルタントに思われてしまうことが原因です。
そのため、キャリアコンサルタントとのコミュニケーションは転職を成功させる上でとても重要な鍵となるのです。

転職エージェント側に危機感を持たせる

転職エージェントが売上を上げるためには、転職者が求人を出しているところに就職し、企業側が紹介料として料金を払うことで売上を出しています。
そのため、売上を上げるためには素早く企業を紹介し就職させようとします。
もしも1つの転職エージェントしか登録していない人の場合、他の転職エージェントに売上を持っていかれるということがないので、良い・あまり良くない求人関係なく紹介されてしまう可能性が高くなります。
そのため、転職エージェント側に危機感を持たせることが大切なのです。
具体的には、複数の転職エージェントに登録し、転職エージェント側にさりげなく他の転職エージェントも利用していることをアピールしましょう。そうすれば、うちで転職してもらいたい、という気持ちから対応が早くなったり、求人情報の数が増えたりする事でしょう。

コンサルタントとの面談でビジネスマナーを意識する

転職エージェントの中には登録する際にキャリアコンサルタントと実際に面談を行う場合があります。
上記にもあるように、面談での印象というものはとても大切なので、コンサルタントとの面談でもビジネスマナーを意識し、面談に臨むようにしましょう。
面接のように緊張する必要はありませんが、例えば前職での愚痴ばかりを話したり、社会人として身だしなみがだらしなかったりするとコンサルタントもあまり良い印象は与えられないでしょう。
また、志望する職種や仕事内容、給与などの求人条件に関して具体的なものを用意しておくとコンサルタントはその条件にマッチした求人を探しやすくなります。
面談前に求人条件を一通り出してみると良いでしょう。

コンサルタントと信頼できるビジネスパートナーに

コンサルタントは転職という仕事に共に取り組むビジネスパートナーと考えると、仕事と同じように信頼関係を作っていくことが大切です。
コンサルタントと信頼関係を築くためには、言葉や態度など人としてのマナーを忘れないことはもちろん、嘘をついてはいけません。

例えば転職している回数が多く、あまり良い印象にならないだろうとコンサルタントにも転職経験はないと言ったり、こちらもマイナスに捉えられがちな無職の期間を少なくしようと嘘をついたりする人も中にはいらっしゃいます。
しかし、このような嘘は必ずどこかでバレてしまうものです。コンサルタント側もこのような嘘があっては人として信頼できず、とにかく早くこの人の担当から降りたいと考えるはずです。

また、コンサルタントとの信頼を得るためには様々な情報を共有することも重要なポイントで、例えば紹介してもらった企業以外に気になる企業の情報を見つけた時に、コンサルタントに黙って応募するのではなく連絡することでその企業の情報を得られたり、その企業へアポイントを取ってくれることもあります。
このような密に連絡を取り合うことでコンサルタントのやる気にもつながるのです。

まとめ

転職エージェントを活用し転職を成功させるために、コンサルタントと信頼関係を築くことが何より大切です。転職エージェントを無難に利用するだけではなく、きちんとコンサルタントと向き合うことでより良い転職活動となるでしょう。